羽生結弦選手が15-16シーズンのフリーFSに
選んだのは和のプログラム「SEIMEI」。
まさに和の世界観、雅を描くプログラムの完成度を高め
世界中に衝撃を与えるほどの精彩を放ち
シーズン中に世界歴代最高得点を
2度も塗り替えるとは歴史的な偉業を達成しました。
その「SEIMEI」の衣装を彩るのは
美しい日本の伝統色となる桔梗の彩りでした。
特に肩のカットデザインに「SEIMEI」衣装はこだわると
羽生結弦選手自身が制作過程に明かしています。
その肩の部分にシースルー生地をほどこし
桔梗色を彩色するのが、競技用の衣装は特徴的でしたよね!
ちょうど1年前くらいにアイスショーFaOI神戸により
羽生結弦選手は、京都に初めて訪れるということでした。
だからFS「SEIMEI」を演じることにちなみ
京都の晴明神社に、羽生結弦選手は参拝し
安倍晴明公の肖像画を描かれた掛け軸を直接見学します。
その肖像画に描かれる安倍晴明公の装束を
そのまま狂言師の野村萬斎さんは、主演した映画「陰陽師」で
モチーフにする衣装デザインがみられます。
羽生結弦選手の「SEIMEI」衣装も同じく
その肖像画をモチーフにするみたい。
さらにフィギュアスケートらしく羽生結弦選手の衣装は
刺繍をはじめ、ビーズやストーンで華やかな装飾に彩られ
豪華絢爛ながらも和テイストのデザインが素敵でしたよね~♪
そして昨日8日に、晴明神社より桔梗が開花したと報せが届き
この開花時期にだけ限定授与される
季節の風物詩となるお守り「ききょう守」が始まるみたい。
可憐な桔梗の花に飾られる「ききょう守」なら可愛いので
これは女子向けのデザインだから、つい欲しくなりますね~♪
もし晴明神社に参拝するなら、この季節がチャンスですよ!
晴明神社の社紋の五芒星とは、晴明桔梗とも呼ばれ
境内は順次、桔梗が約2,000株も咲き誇るみたい。
これは予想以上に開花すれば美しい風景に囲まれ
涼し気な夏の風物詩が楽しめそう~♪
しかも桔梗は長く花を咲かせるので初秋まで鑑賞できると。
きっと1年前に、羽生結弦選手も目にしたであろう桔梗の風景が
これからの季節はしばらく楽しめるとなれば魅力的!
そして桔梗にちなむ話題で、興味深いことを知りました。
昨年この季節に、まだ知りませんでしたけどね。
織田信成さんは、な~んと代々にわたり
家に桔梗の花は飾らないそうです。
その理由は、明智光秀公の家紋が桔梗だからということで
一応は家で飾るのは避けると話していて、おもしろいな~と。
そうなるとトルコ桔梗も家に飾らないのかな?
お花屋さんでみると、トルコ桔梗は可憐ながら多彩ですから
いろんな種類があるので、つい選びたくなるけど。
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もちろん織田信成さんが代々にわたり家に桔梗を飾らないのは
きっと歴史で習うので、ご存知のとおり
織田信長公の本能寺の変にちなむらしいけど。
でも桔梗紋はバリエーションが豊富なので
明智光秀公以外にも、歴史上の人物に該当者が他にもいますね~
かなり有名どころに絞りますが
熊本の加藤清正公や、なんと土佐の坂本龍馬も!
もっとたくさん存在しますが、あまりにも多すぎるので
誰もが知るメジャーな歴史上の人物だけにしときます。
桔梗紋は美濃の土岐氏が始祖とされるみたいで
歴史が好きな人には、きっと興味深いのでは?
しかも桔梗紋はバリエーションが多いことでも知られるので
家紋の人が多いだろうし、デザイン的にもかなり好き~♪
では羽生結弦選手は、成人式のために用意した紋付羽織袴から
丸に三つ盛亀甲の説が有力で、亀甲紋のバリエーションみたい。
でも丸に三つ盛亀甲花菱という説もあり
これは三つ盛亀甲紋と、花菱紋のミックスらしい。
もし花菱紋なら勝海舟もらしいけど
三つ盛亀甲花菱なら
滋賀の浅井長政公や、新潟の直江兼続公が有名らしい。
ただし三つ盛亀甲花菱説の花菱とは少々くせものです。
戦国時代は家紋の意匠に対する意識はルーズで
花菱だけでなく、唐花や剣花菱とか資料によってバラバラだと。
だから羽生結弦選手の家紋は、丸に三つ盛亀甲の説が無難かも!
あれッ、なんか当初書こうと思ってたことと
すっかり内容が全然変わってしまった~
なので、また後日に気が向いたら改めるつもりです。
織田信成さんの桔梗のことが印象深く、ついつい家紋のことに
注目すると歴史に興味があると止まらなくなってしまう~
きっと、これは歴史好きだと分かってもらえると思いますが!
そして季節の風物詩、初夏の彩りにピッタリな
ヘッダーの羽生結弦選手を桔梗にあわせてみました!
このヘッダーも気分しだいで、この季節限定かも~
羽生結弦選手に桔梗の花束は涼し気、お似合いで素敵~♪
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