羽生結弦選手にとって
今日は、一生忘れられないであろう3月11日です。
また今年もこの日が訪れ
あれから7回目の春が訪れようとしています…
7年目を迎える前に、開催された平昌オリンピックにて
男子フィギュアは66年ぶり連覇の歴史的な快挙を果たすとは
「7」という数字に縁の深いことでも知られ
羽生結弦選手は、2つめの金メダルを手にする運命でしたね～
もしかしたら、またこの季節3つめの金メダルさえ
いずれ羽生結弦選手なら手にするかもしれませんが
それは、まだまだ先のお話ということで！
しかも久しぶりに、この日を母国の日本で
羽生結弦選手は迎えるのでは？
さらに、もう少し経てば故郷の仙台にて
満開の桜をゆっくりと久々に観られるのでは？
だから3.11は、悲しい思い出だけの日ばかりではなく
そろそろ春の訪れを予感するのを間近に想い
ちょうど待ち焦がれる季節になりますよね～
そして日本中が、黙とうを捧げたであろう時間帯は
日本テレビ系の東日本大震災特別番組により
「every.」が放送される最中で
羽生結弦選手の特集が用意されていました。
ソチオリンピック以降は、オフシーズンになれば
被災地を訪れた模様が流れたり
他にも被災直後により、羽生結弦選手の様子が放送され
今日という日を想うにはふさわしい内容でした。
さらに平昌オリンピックでは、エキシビションにより
「星降る夜Notte Stellata (The Swan)」を披露ましたが
被災地への想いを込めて演じられたと。
「every.」では、EX「Notte Stellata」のイタリア語タイトルを
日本語訳にすると「満天の星」と紹介します。
羽生結弦選手にとって、満天の星には特別な思い出があり
それが被災した夜に観た星空であると。
まだ被災して立ち直れないままなのに
星は煌めくほど、強い光を放つのを感じたそうです。
それが希望の光のように、心に映ったことも
過去に避難した学校を訪問して
そのときに明かしたことがありましたね…
しかし被災した当時、スケートで仙台を離れて練習したことから
羽生結弦選手は自分だけが逃れたような気がしてしまい
それを負い目に感じ、ずっと葛藤が心を占めたことも
当時は告白したことがありました。
そしてソチオリンピックで、最初の金メダルを手にしたのに
金メダルの被災地への影響を質問され
復興に直接の手助けになるわけではないことで
強い無力感があることを、羽生結弦選手は会見で言葉にします。
このときの会見を思い出すと、羽生結弦選手の表情から
今でも胸が締め付けられるほど切なくなる人が多いのでは…
まだ、何もできてないと苦悩しますが
ソチで金メダルを獲ってから、被災地を訪ねると
そのメダルに笑顔になってくれることで
羽生結弦選手は救われる想いを感じられるようになります。
スケートで結果を出せば、みんなが元気になってくれると気づき
そこで羽生結弦選手が無力感から救われるのを感じた想いから
被災地訪問で笑顔をみると、それが前に進む力になっていたと。
だから平昌での金メダルに、もう無力感はないと結びます…
それから平昌オリンピックのプレカンによる
羽生結弦選手の発言にも、焦点をあてます。
「自分が金メダルをもって、被災地の方々に挨拶をしたときに
たくさんの笑顔がみえたので、今度はちょっと自信をもって
みなさんにまた、笑顔になってもらえたらいいな～
という風に思っています」
さらに「every.」に寄せた
羽生結弦選手のメッセージになります。
「あの真っ暗な夜に見えた星たちは
すごく明るくて、とても綺麗でした。
震災当時、何を頑張っていけばいいかもわからない状況で
たくさんの方々に支えられたことを、ずっと忘れません」
3.11…満天の星に感じた希望、震災から立ち直って
被災地が少しでも明るくなるように、そう想って
オリンピックのEX「Notte Stellata」は演技したと言います。
そして羽生結弦選手が故郷被災地へ、今伝えたいこと。
「皆さんががんばっている姿を直接見られたことが
私の前に進む力になっています。
演技している時も、そのために練習を積む時も
その力がなくてはここまで来られなかったと思います。
私の演技を通して、皆さんの頑張りや強い力が
皆さんにまた戻って、それが力になれているのなら
こんなに嬉しいことはないと思っています」
羽生結弦選手のメッセージを目にすると
なぜ、66年ぶりのオリンピック連覇が叶ったのかと
なおさら実感する人が多いのでは？
オリンピックの金メダルの価値や、その重さを知るからこそ
羽生結弦選手の連覇したい夢を
勝利の女神さまが叶えてくれた…そんな気がしてしまいます。
ホントに、羽生結弦選手の言う通りに
羽生結弦選手ひとりだけの力で獲った金メダルなわけじゃないと
それに感謝を感じる人に
やはり女神さまは、金メダルを渡したいだろうし。
特にフリーＦＳ「ＳＥＩＭＥＩ」の演技で
最後のジャンプ3Lzは着氷が乱れ、本来であれば転倒するだろうに
羽生結弦選手自身も物理的以外の力が働くような
そんな感覚があったと告白してますからね～
その力を日本から、故郷の被災地から祈りを
羽生結弦選手はひしひしと感じていたのでしょうから。
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しかも昨日みた「語り亭」でも思いましたが
記録だけじゃなく、記憶に刻まれるほど美しい冒頭ジャンプ4Sを
羽生結弦選手はオリンピックという大舞台で跳べることにより
そもそも神がかり的な偉業を、成し遂げた印象がありますよね～
それからミッツママが言うように
すでに韓国入りから、ゾーンに入るのではないかと思うほどに
羽生結弦選手は美しさをまとい、現地に降臨したわけです！
きっと羽生結弦選手は韓国に舞い降りるとき
すでに、被災地へ金メダルをもって帰る覚悟があり
まさに戦場に出向くような心情だったのでは？
それだけの強い心の力をもつ選手が
きっと66年間、誰も登場してなかったかもしれないし…
あと何かで、23歳のオリンピックで金メダルを獲ることを
羽生結弦選手は子供の頃から目標にしていたと。
それも今になってみると
なにやら運命めいたものを、強く強く感じますね～！
そういう目に見えない力まで味方につけられないと
きっと男子フィギュアスケートで
金メダル連覇は果たせないほど、歴史的な偉業ってことかも～
だから羽生結弦選手は試合で勝ちにいくとか
演技に対することでしか、強い欲がないように映り
お年頃なのにファッションに無頓着だったり
食にも無関心だったり、象徴的な出来事のような印象です。
他のことに、いたって無欲な性質でいられることが
あのストイックさに磨きをかける結果に
自然とつながるのかもしれませんけど。
もちろん会見で、何度か言葉にしてたから
きっと意識的に捨てたものがあったのだろうけど。
それができるのも、オリンピックの連覇という明確な目標があり
それが叶う手ごたえのような感覚が絶対にあったのだろうし。
そこまで研ぎ澄ませられるほど
他は捨ててもいいという無欲さに、徹することができるのは
やはり無力感から救われた想いが突き動かすのでしょうか…？
「すべて手に入れたようでも地位や名誉、お金は飾られたもので
自分本来の気持ちとか夢とか、すべて満たされるわけではなく
これからも1人の人間として、普通に生きなくてはいけない」
そう会見で言えちゃうほど
まだ、ごく普通の感覚も残ってるのが、また凄いこと。
しかも清らかさは、少しも損なわれないままに！
それにしても、楢葉町のご婦人方は集まって
オリンピック観戦したからでしょうか？
羽生結弦選手の演技は、手拍子をしながらみる余裕なんぞなくて
こうやって応援してくれる人たちもいたんだーと驚いた！
きっと、そういうのも平昌オリンピックの羽生結弦選手に
ちゃんとすべてが届いたのでしょうね～
そして凱旋パレードについて、羽生結弦選手ほど
その意味を理解している心理が伝わるだけでも凄いのに。
被災地への想いを知るほどに、応援するに値する選手だと
ますます、その素晴らしさを実感しちゃいますね！
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