羽生結弦選手と無良崇人選手が出場したGPシリーズ第2戦
スケートカナダは、昨日の早朝に幕を閉じました。
ということは、まだ1日しか経過してない!
すでに、信じられないくらいで
もう数日前の出来事という感覚がしてしまいます。
それだけ羽生結弦選手について、情報量が多いことが
きっと影響しそうなほどの勢いです!
とりあえずスケートカナダ男子フリーFSの結果だけ
自分なりに記録として、一応残しておきます。
スケートカナダ男子結果
1位 パトリック・チャン カナダ 総合266.95点
FS2位 176.39点
技術点TES 86.27点、演技構成点PCS 91.12点、減点1.00点
SP1位 90.56点 TES 46.06点、PCS 45.50点、減点1.00点
ジャンプ構成
4T+3T、3A、4S、3T、3A+2T、3Lo、2Lz+2T+1Lo、2F
2位 羽生結弦 総合263.06点
FS1位 183.41点 TES 96.29点、PCS 88.12点、減点1.00点
SP4位 79.65点 TES 35.48点、PCS 44.17点
ジャンプ構成
4Lo、4S、3F、2S+3T、4T、3A+2T、3A+1Lo+3S、3Lz
※最新アップの動画こちら
3位 ケビン・レイノルズ カナダ 総合245.06点
FS3位 164.49点 TES 87.07点、PCS 78.42点、減点1.00点
SP3位 80.57点 TES 42.64点、PCS 37.93点
ジャンプ構成
4S、4T+3T、4S、4T、3A、3Lz+2T、3F+2Lo、3S、3Lz
4位 ミハル・ブレジナ チェコ 総合227.42点
FS4位 157.06点 TES 77.44点、PCS 80.62点、減点1.00点
SP9位 70.36点 TES 31.57点、PCS 38.79点
ジャンプ構成
4S、3A、3F+1Lo+2S、3A+2T、3Lo、3F、3Lz、2A+2T
5位 ダニエル・サモーヒン イスラエル 総合226.53点
FS7位 151.91点 TES 75.93点、PCS 76.98点、減点1.00点
SP5位 74.62点 TES 37.13点、PCS 37.49点
ジャンプ構成
4T、4S、3A、3A+1Lo+3S、4T+2T、3Lz、3Lo、2A、1A
6位 ミーシャ・ジー ウズベキスタン 総合226.07点
FS5位 153.77点 TES 73.91点、PCS 79.86点
SP7位 72.30点 TES 36.52点、PCS 36.78点、減点1.00点
ジャンプ構成
3A、4T、3F+1Lo+3S、3Lz+3T、3Lz、3Lo+2T、3F、2A
7位 アレクサンドル・ペトロフ ロシア 総合224.39点
「Chicago」
FS6位 152.89点 TES 77.51点、PCS 75.38点
SP8位 71.50 TES 35.78点、PCS 35.72点
ジャンプ構成
3A+2T、3A、3Lz+2T、3Lz、3F+1Lo+3S、3T、3Lo、2A
8位 無良崇人 総合222.13点
FS9位 140.89点 TES 62.71点、PCS 78.18点
SP2位 81.24点 TES 41.60点、PCS 39.64点
ジャンプ構成4T、4T、3A、4S、3A+3T、3Lo、3F、3Lz
男子第2グループの試合フルバージョンはこちら。
男子表彰式はこちら。
なにを今さらと思われそうですが
今回、記録しておいてよかったと実感する結果がありました。
そのせいで、先ほどボロ泣きしちゃいましたが。
無良崇人選手のジャンプ構成みて~
すぐ上位の選手たちに比べても、あきらめずに最後まで
ジャンプに挑戦していたことが分かります。
結果はエラーや、回転不足だらけだったかもしれません。
でも、プロトコルの数字だけじゃない部分が
自分なりに伝わるような気がしました。
直前の6分間練習でねんざして、きっとヤバい!って
誰しも思う瞬間であろうと。
しかし無良崇人選手は最終滑走者、その重圧にも負けない内容に
気丈にチャレンジしたのでは?
今できる自分の最高水準の技術を求めて
決してレベルを落とさないで、試合に臨んでくれた気がします。
もちろん、それについても賛否両論あるでしょう!
でも、FSに選曲したのは「ピアノ協奏曲第2番」だから
浅田真央選手がソチオリンピックに演じた名プログラム!
あのチャレンジ精神を決して忘れず、その魂を受け継ぐつもりで
そもそも覚悟して、無良崇人選手は選曲したのかも…
それに真央ちゃんのソチのフリーは日本人にとって
ずっとずっと、心に残る歴史的な名演技です。
それを決して貶める真似をしないような
素晴らしい挑戦に感じます。
おそらく無良崇人選手に限らず、現役選手のほとんどは
そう思うのが当然という意識でしょうから。
きっと口に出すことではないと
心に秘めるからこその強さだと思うし。
そんな歯を食いしばるような孤独な戦いを
いくつも見過ごしてしまうのかもしれませんね…
今回は事前に、特に注目する意識はなかったのに
これは書かずにいられませんでした!
そして、今回もう1つ注目したいのは
やはり羽生結弦選手の試合後のインタビューの内容です。
メディア発信の全部に目を通したわけではないので
印象に残った一部分に、過ぎないかもしれませんけど。
まず注目したいのはショートSPで
羽生結弦選手は4位という結果。
しかも滑走順の抽選は、苦手意識の強い2番。
そしてホテルに戻るのは深夜0時前
そこから羽生結弦選手は、すごく考えたと。
睡眠時間を削り、イメージトレーニングを何度も繰り返した。
「感覚的に苦手」とする2番滑走。
「どうやって克服するか」考え抜き
6分間練習ではジャンプを4本に控え、体力を温存した。
とスポーツメディアの記事に書かれ
他では、大人の決断みたいな切り口により
羽生結弦選手は巻き返して2位につけた理由として
発信する内容が、多い印象を受けました。
これは羽生結弦選手の成長部分として
本人もインタビューで収穫があったと
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発言していることでも、納得しますよね~
さらに一部メディアでは、羽生結弦選手にとって
GPシリーズの初戦は鬼門と書かれる内容があります。
これはSP当日に、似たようなことを自分でも書きました。
羽生結弦選手をシニアデビューから観ていると
スロースターターであると。
ただ今回、これだけでなく鈴木明子さんの意見が
やはり身近でみていた存在なので
羽生結弦選手の考え方を、改めて伝えてくれる
TBS系「ゴゴスマ」解説の発言ではないかと思いました。
「失敗したことを分析して、次には失敗しないようにする」
それをSPの夜に
羽生結弦選手は徹底的に追求したのでしょうね。
簡単なようでも失敗を考えると、後悔ばかり先立ちます。
くよくよしてしまう思いが優先してしまい
なかなか分析する気力が湧かないのが普通なのに。
それができるのが
羽生結弦選手のメンタルの強さの1つに数えられるでしょう。
言い尽くされている、と感じる人は多いかもしれません。
でも、あえて身近な人が言うことにより
きっとレベルが違うということが伝わる気がします。
でも、どのくらい違うのか?
無良崇人選手が「KENJIの部屋」で明かしたくれた出来事は
そのヒントに通じる内容であろうと。
羽生結弦選手の思考回路や、競技へ向かう姿勢や考え方について
これだけ明確に伝わりやすい内容は貴重に感じます。
無良崇人選手はソチオリンピックシーズン、GPシリーズは不調。
さらに、全日本フィギュアは6位に終わります。
そのときに現役続行するか、進退について頭を過ったそうです。
しかし、無良崇人選手が現役続行を選んだのは
羽生結弦選手の存在が大きかった想いを明かします。
もちろん年下ですし、試合だったりアイスショーだったりの中で
彼がどういう風にジャンプだったりスケートというものを
研究しているかってことを聞いた時に
「やっぱ、こいつスゴイわ」って思いましたし。
その考え方、動かし方、体の使い方っていうのを
彼から聞いて自分が「こういうこと、やったんや」って
納得することがすごく多くて。
そういうやりとりをしているうちに、彼はがんばってる。
そして結弦が僕に「がんばってほしい」って言ってくれた
その言葉があったから、今ここまで続けられてるっていうのは
すごくあります。
僕もトウループに悩んでた時期がすごく長くて
試合で入る入らないって、繰り返した時期が長かったんで。
その結弦の映像を見て、自分が今、じゃあどこがちがうかって
比較したりしてたんですけど。
ほんとにわからなくなると「ねえ、これどう思う?」って。
「これって、何がちがう?ゆづから見て何がちがう?」
って聞いて、その中で「跳びに行こうとしてることで
自分が回転かけようとしてることをストップかけちゃってる」
「跳びに行く方向に、自分が覚悟決めて行けばいいのに」って。
あとは体の向きだったりとか
「効率よく、自分が体を回転する方向に持っていける腕の位置を
自分が乗っていられる範囲で、それを考えて
どの位置にしたら、効率よく腕がくるかっていうのを
やってみたら?」って。
「僕の場合は、こういうかんじ」とか。
誰かに意見を求められて
これだけ的確に答えられるというのが、まずスゴイことです。
自問自答を羽生結弦選手は、常に繰り返す証拠でしょうね~
なかなか羽生結弦選手の心のうちや、考え方について
充分に伝えてくれる機会は、どうしても限られてしまいますが
仲間たちから伝わることも素晴らしいですね!
参考にした「KENJIの部屋」の記事はこちら
人気のグータッチ、無良崇人選手と一緒だと
急に男らしさが際立つ羽生結弦選手はカッコいい~♪
無良崇人選手とグータッチ2015こちら
無良崇人選手とグータッチ2016こちら
羽生結弦SC公式練習の冷静と情熱シャンパンゴールドを添えて
忙しいなかでもマイレピで発信してくれたような
ファンとのつながりを大切にして
羽生結弦選手は、つくづく健気だな~こちら。
羽生結弦選手マイレピ関連エピソード!
SPでも羽生結弦選手はヘアスタイルを
オールバック風にアレンジして
楽曲の「クールなイメージ」を、より具体的に表現しようと
整髪料で固めたと当初は報じられていましたが、さらに続報が!
こちらの記事によると
「ファンに、ちょっとでも毎回楽しみがあったらなと思って」
とか、かわいすぎか~♪
しかも羽生結弦選手のヘアスタイルに
ユーリファンの多くが、ヴィクトルだと!
さらに今日は仲良しミーシャからも、こちら。
楽しみな素顔が伝わる画像が届きました!
さらにさらに今日は、所属のANAからインタビューまで!
こちら。
そして、ゆづ小町さんのふざけた楽しさが好き~♪
このクレイジーのとこ、好きです!ここ
みなさま、アップありがとうございます!
16-17シーズンのスケートカナダ関連エピソード
羽生結弦SC2016バンケのハロウィンコスプレとEX新プロは白鳥!
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