羽生結弦選手は、9月の表彰式に出席できなかったことで
2018年度「上月スポーツ賞」表彰授与式に
さいたまワールドが終わったばかりの3月25日に出席したことが
昨日になって報じられました。
他には、宮原知子選手や
スピードスケートの高木美帆選手が出席した模様。
羽生結弦選手からは、支援対象者として
「スポーツ選手支援事業」認定式に出席した時の話を交えながら
トップアスリートとジュニアアスリートの交流ができる
上月財団の取り組みに対する感想が述べられ
和やかな雰囲気で歓談が進んだそうですよ!
こちら詳細、公式サイト
羽生結弦選手はカナダにわたる前に
忙しい時間を縫って、授与式に参加したことが伝わりますね!
そして、いよいよ始まった
国別対抗戦のショートSPの結果になります。
国別の女子SP結果
1位 紀平梨花 83.97点
TES48.17点/PCS35.80点
2位 エリザベータ・トゥクタミシェワ 80.54点
TES45.86点/PCS34.68点
3位 坂本花織 76.95点
TES40.95点/PCS36.00点
4位 ブラディー・テネル 74.81点
5位 マライア・ベル 70.89点
6位 ソフィア・サモドゥロワ 68.61点
7位 ガブリエル・デールマン 64.33点
女子SPのプロトコル こちら!
ロシア女子は、ミーシンコーチの教え子2人が出場で
先に演技したサモドゥロワ選手は冒頭ジャンプが単独になり
安定性の高さを誇ったのに、珍しいミスがありましたが
最後のジャンプで見事にリカバリーしました。
あとデールマン選手が、最後の3Lzがシングルになってしまい
ジャンプ1本分の点数が入らないことになる
もったいないミスがありましたね~
でも上位は、だいたい順当な結果で
予想通りのメンバーが占めた印象があります。
注目されたトリプルアクセル対決ですが
先行してリーザが、最終グループのトップバッターに登場。
軽々と決めるだけでなく、ノーミスの演技により
パーソナルベストを叩き出します。
紀平梨花選手の方が後に滑りましたが
こちらも冒頭ジャンプ3Aを見事に決めた上で
ノーミスの演技により、PBを叩き出すことで
そのまま世界最高得点を更新します。
梨花ちゃん、いつもより大きなガッツポーズがでましたが
まず3Aが決まって波に乗ったみたいですね~
さらに国別はイベント性も高いせいか
普段の試合ほど、緊張しすぎない感じがして
ちょっと余裕がある雰囲気がしたんですけど。
なんとなく今回のSP演技は安定感さえ伝わり
やっぱり女子で3Aに挑戦するのはデリケートなことが
ジャンプに影響しちゃうんでしょうね~
「報ステ」でも、織田信成さんがそんなことを言ってました!
リーザの3Aは出来栄え点GOEプラス2.29点で
梨花ちゃんのGOEは、プラス2.86点と上回ります。
さらにコンボが、リーザは3T+3Tに対して
梨花ちゃんは3F+3Tと基礎点が高く
演技構成点PCSも上回ることから、この点差がつきました。
でも、どちらも演技的には気持ちが乗ってる感じで
内容的にも会心の演技でしたよね~
女子の最終滑走は、坂本花織選手となり
こちらも演技直後に大きなガッツポーズが出るほど安定して
失敗しそうにない雰囲気でした。
花織ちゃんは、SPは自信をもって滑っているような感じで
シーズン最後の集大成にふさわしい充実した演技でしたね!
流れがあるだけでなく、メリハリもあって美しい印象でした。
女子が終わった段階で、日本チームは2位につける好発進となり
アイスダンスの小松原美里&コレトチームも頑張ってくれたし。
小松原美里選手は今回キャプテンとしても活躍してますね~
みんな初出場なのに、いじらしいですよ!
国別の男子SP結果
1位 ネイサン・チェン 101.95点
TES54.69点/PCS47.26点
2位 ヴィンセント・ジョウ 100.51点
TES57.30点/PCS43.21点
3位 宇野昌磨 92.78点
TES47.67点/PCS45.11点
4位 田中刑事 89.05点
TES48.59点/PCS40.46点
5位 アンドレイ・ラズキン 88.96点
6位 マッテオ・リッツォ 87.64点
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男子SPのプロトコル こちら!
男子は、地上波だけを観ましたが
トップバッターの田中刑事選手が会心の演技となり
SPは今シーズンのベストパフォーマンスでしたね!
冒頭ジャンプの4Sを成功させたことで
波に乗ったのは、梨花ちゃんと似た感じかもしれませんね。
しかも4SにGOEプラス2.63もついてます!
最後のジャンプ3Aがお手つきしちゃったのがもったいないですが
他はノーミスに見える演技で
2シーズン続けたプロの最後を飾るに、集大成となる好演でした!
しかも結果がともない、90点台にあと一歩!
最終的に4位につけることで
日本チームに、刑事くんは大貢献しますね~♪
男子の注目は、最後の3選手となり
まずヴィンセント選手はジャンプの回転不足をとられないことで
今回とりこぼしはステップがレベル3になるだけ。
いきなりSP100点台を叩き出します!
しかも日本では、浜田美栄コーチに指導を受けるらしく
キスクラに座ってたから驚いたー
ワールドから帰国せず、期間が短いこともあって
そのまま日本に滞在してたってことかな?
そして宇野昌磨選手はSPを
オリンピックシーズンのプログラム「四季 冬」に戻し
さらに、衣装まで新しくしてましたね~
さいたまワールドで表彰台を逃したことから
国別を、すでに新シーズンのスタートに位置付けたそうで
チャレンジしてきたけど、ちょっと緊張の色が濃かったような…
冒頭ジャンプ4Fをコンボにする挑戦は、単独になってしまい
さらに着氷が乱れてしまいます。
2本目の4Tを辛うじてリカバーして、2Tをセカンドにつけますが
流れが悪く、GOEはマイナスになってますね~
なんとか最終的に、90点台には乗せますが
ちょっと気持ちが縮こまるような、そんな印象を受けました。
しょーまくん焦りがあるのか、メンタル的な問題なのでは?
なんとなく表情からして、いつもより硬さを感じちゃいました。
それとは対照的なのが、ネイサン・チェン選手の演技で
さいたまワールドより今回はプログラム構成の難易度を落とし
4Fだったところを4Tにしたり、ゆとりのある内容でした。
つまり羽生結弦選手がいるか、いないかで
この差を生んだのではないでしょうか?
さいたまワールドも、日本選手より余裕がある感じでしたが
今回もネイサンくんは程よく力が抜けている感じで
そうなると、やはり首位に躍り出る結果になりやすいみたい!
だからチーム戦で見ると、アメリカがトップになり
日本は2位という結果になりますね~
今日の男子フリーはどうなることやら!
でもSPは宇野昌磨選手が3位で
それに続くのは、なんと田中刑事選手というのが
日本チームにとって嬉しい結果になりますね~♪
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