羽生結弦選手は、インフルエンザで欠場の第一報により
幕開けとなった今年の全日本フィギュア選手権でした。
すべてが終わり、全日本は国内のフィギュアスケーターにとって
特別な大会であると感じることが、いくつもありました。
そのなかで、一番印象に残ったのは
やはり村上佳菜子選手のことになります。
改めて振り返りたくて、あえて村上佳菜子選手について
試合結果など、軽く触れただけでした。
さらに試合後のアイスショー
「Medalist on Iceメダリスト・オン・アイス」が終わってから
村上佳菜子選手の進退について、報じる記事に気づきました。
記事で書かれる内容は、フリーFSのキスクラの様子から
予感するところはあったけど…
しかし、まだ明言はしてないので。
進退は保留という意識で、今シーズンは村上佳菜子選手の登場を
まだまだ心待ちにしたいと思います。
一応おさらいとして、全日本の村上佳菜子選手の結果です。
総合8位 村上佳菜子 182.55点
歌劇カルメンより「ジプシーダンス」
SP12位58.52点 TES 28.20点、PCS 30.32点
プログラム構成予定3T+3T/FCSp/CCoSp/3F/2A/LSp/StSq
プッチーニの歌劇トスカより「E lucevan le stelle」
FS7位124.03点 TES 59.50点、PCS 64.53点
プログラム構成予定
3F/2A/3T+2T/FCSp/ChSq/3S+2T/CCoSp/3T/3S+2Lo+2Lo/2A/StSq/LSp
やはりジャンプ構成は、難度の低さが目についてしまいますね~
村上佳菜子選手は後半にステップを入れて
見せ場となるスタイルは、やや旧式に感じますが
そこは変わらない気はしますけど。
だいたい村上佳菜子選手はショートSPで上位につけ
FSでチャンスを逃すイメージ。
あと全日本では目立つのに
国際的な試合になると、近年は影が薄いかな~
ちなみに、今シーズンのグランプリシリーズの結果です。
第1戦スケートアメリカ 10位 総合145.03点
SP10位 47.87点 TES 21.47点、PCS 26.40点
FS9位 97.16点 TES 43.34点、PCS 53.82点
FSジャンプ構成3Lo、3S、3F、1A+2T、3F、3S+2Lo+2Lo、2A
第3戦ロシア大会 11位 総合151.03点
SP10位 55.25点 TES 27.14点、PCS 28.11点
FS11位 95.78点 TES 39.88点、PCS 55.90点
FSジャンプ構成3Lo、3S、3F、1A、3F+2T、3S+2Lo+2Lo、1A
全日本は30点近く点が伸びて、シーズンベストを記録します。
とはいえ、さらにジャンプは難度を下げて挑戦したことを
インタビューでも答えていましたから。
村上佳菜子選手は、全日本のFSはノーミスに映る演技から
きっと完成度の高さで勝負できたわけですね!
FS後のリンクサイドから泣きながら
2人のコーチの元へいきハグして
「先生たち大好き、ありがとうございました」との言葉。
佳菜子ちゃんらしい大きな笑顔でキスクラを終えて
ホッとする反面、観ているみんなが
きっと思うところがあったのだろうな~
「スケート人生のすべてを出せるように練習してきた。
それをたくさんの人の前で出せた。
やり切ったという気持ち」と試合後の言葉。
はじけるような佳菜子スマイルから、泣き崩れると
解説の荒川静香さんまでが、気丈に涙をこらえるのが伝わるので
なおさら佳菜子ちゃんに、もらい泣きしちゃいます!
また試合後に、報じられた内容によると
左足の疲労骨折を抱えていたそうです。
きっと誕生日の自分の言葉を
佳菜子ちゃんなりに、有言実行したかったのでは?
フジテレビの地上波放送だと
なぜか今回は技術点TESのカウンターが素晴らしく
出来栄え点GOEとか、特に注目しちゃいました!
村上佳菜子選手のときは、どうも気になって
そこばかり観ていたかも!
だからブログにアップした段階では、すっかり忘れてたけど。
FSが終わってから友達に衣装のことをいわれ
そういえば胸元に、赤いスカーフらしき装飾があったことを
そこから思い出しました。
ちょうどブログ用に用意した画像は
まだ衣装は、変化前のものばかりだった!
だから改めて映像チェックしたら、赤い布が胸元に追加され
銃声にあわせて、きっと流血のように演出したのでしょうね~
なんて衣装を斬新な方法で取り入れたんだと画期的な挑戦で
これは印象的なアイデアですね!
報道によると、佳菜子ちゃんは来春に大学を卒業する年代なので
今後については「コーチと相談する」と
進退について明言を避けたとのこと。
でも一応は世界フィギュアと四大陸選手権は
本郷理華選手に次ぐ、補欠になります。
冬季アジア大会は、男子が宇野昌磨選手と無良崇人選手。
女子は宮原知子選手と、本郷理華選手が代表の予定です。
ただし、日程は四大陸から続くので
宇野昌磨選手と宮原知子選手の棄権が囁かれるから
そうなると、補欠は女子が
村上佳菜子選手とジュニアの坂本花織選手になります。
もしかしたら、冬季アジア大会に出場が濃厚になりそうだけど。
佳菜子ちゃんの気持ちはどうなんだろう?
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あくまでもファンとしては
まだ、村上佳菜子といえば「トスカ」になるには
あの1試合だけの好演では、かなり物足りないような~
だけど「ソチオリンピックが終わってから技術が衰えてきて
思うような演技ができていない」と
村上佳菜子選手自身がインタビューに答えるみたい。
そうなると、どのタイミングまで続けるのかなど含め
現時点ではどの程度、引退が視野に入るのかも
全然分からない印象ですよね~
もちろん村上佳菜子選手は、自分で気持ちを決めているなら
それを最優先すべきですし。
織田信成さんとパンケーキを食べている感じとか
織田信成さんTwitter 下にスクロールすると分かりやすい!
かき氷を解禁したとか。村上佳菜子選手の公式サイト
やっと緊張感が解けたみたいで、こちらまでホッとするような~
ただシニアデビューから観ているので
どうしても羽生結弦選手と
世界ジュニアをアベック優勝したことが思い出深いです。
こんなに早く、佳菜子ちゃんの進退問題が浮上するとは!
2シーズン前の国別のときは
まだ騒動になっても、疑う余地があったけど…
しかも佳菜子ちゃんが、技術が衰えというのに対して
同期の田中刑事選手や日野龍樹選手は
これから躍進のときを迎えることを考えると
まったく立場が逆転してしまった。
特に佳菜子ちゃんは、シニアデビューしてすぐは
羽生結弦選手でさえ圧倒してたからな~
やっぱりそれを考えると、すごく早熟だったのかも。
フィギュアスケーターは男子と女子のピークの差は
あると分かっていても、ずっと同期仲間としてみていると
より明確に伝わることでもせつない…
特に今回は、日野龍樹選手と村上佳菜子選手は同期で
補欠の立場がまったく同じになります。
つまり世界フィギュアと四大陸選手権は
男子の補欠なら、無良崇人選手に次ぐ立場が
まさに日野龍樹選手というわけですね!
さらに冬季アジア大会の補欠は
男子は日野龍樹選手と、ジュニアの友野一希選手です。
だから村上佳菜子選手と共に、日野龍樹選手も冬季アジア大会に
出場する可能性が、濃厚になりそう!と期待しています。
まあ、無良崇人選手と本郷理華選手もまったく同じ立場同士で
お互いに、もっとも代表に近い存在というわけですね!
ただ出場が決まるのは、無良崇人選手と本郷理華選手になり
冬季アジア大会については確定です。
日野龍樹選手はNHK杯をきっかけにチャンスを掴み
全日本では、自信を感じさせるほどの進化が伝わりましたよね~
もしかしたら性格的に、ちょっと強気になって
向かっていく方がいいのかもしれないし。
感覚的にも、掴みかけているときだろうから。
きっと日野龍樹選手は大きな試合や、国際的な舞台で
力を試してみたいときじゃないのかな?
だから同じ補欠の立場でも
こんなに村上佳菜子選手と日野龍樹選手では
状況が開いてしまうとは、同世代なのに複雑ですね…
日野龍樹選手は、これから次第で
まじで、田中刑事選手と競い合うことも
まだ間に合うかもしれないし!
そうなると、ますます羽生結弦選手としては
同期が頼もしくなるだろうし、まさに望んでいた状況だろうし。
さらに羽生世代の94年生まれは、アスリートを中心に
何かと注目を集める年代です。
そのなかでも、一番先頭を走っていたのは
もしかしたら今になって振り返ると
かつては、村上佳菜子選手だったかもしれませんよね~
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